お空へ フランキーくん
こんにちは。大安寺どうぶつ霊園スタッフの西谷です。
朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。
気温差に体調を崩しやすくなりますので、
くれぐれもお体を崩されませんようにお気をつけください。
大安寺どうぶつ霊園では、スタッフの体調管理やマスクの着用、
毎日の検温や消毒を徹底しています。
ご家族様に安心してご利用いただけるように対策をしています。
今回は、東京都お住まいのご家族様からのご依頼で、
お空へと旅立たれたフランキーくんのお話しをします。
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フレンチブルドッグの10歳の男の子です。
フランキーくんには、同い年で同じ犬種のトニーくんがいます。
ご家族様にお写真を見せていただきましたが、写真から伝わるほど、
二匹は仲良くお互いを思いあっている兄弟のようでした。
残されたトニーくんやご家族様を思いますと胸が詰まりましたが、
フランキーくんへの愛情をいっぱい感じました。
そしてフランキーくんは、とても穏やかに休まれていました。
名前を呼んだら今にもムクっと起きて「一緒に遊ぼ?」と、
ニコッとしてくれそうなほどに心安らかに眠られていました。
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フランキーくんはたくさんの病気をしてきました。
白内障やヘルニア、てんかんを患っていました。
同い年のトニーくんと比べ、とても体が弱かったそうです。
ご家族様は、そんなフランキーくんの身体をいつも気にかけていたそうです。
きっとトニーくんも兄弟のように共に成長し過ごしてきたフランキーくんの身体を、
いつも気にかけていたと思います。
私には、トニーくんがフランキーくんの姿を探したり、においを探す姿が想像できます。
「別れ」は、人も動物も受け入れがたいもので、切なく悲しく辛いものです。
ですが私たちが亡くなった方を思い、こういった感情になるということは、
亡くなった方を大切に思い・当たり前のように一緒に過ごしてきた思い出が
陽だまりのように温かく、愛を持って接していたという証なのです。
過ごした日々の中で目には見えなくても、心で感じるものはたくさんあり、
飼い主様の心を幾度となく動かしてきたでしょう。
これからは飼い主様の心の中で飼い主様を支え、生きていくことでしょう。
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私たちスタッフは、ペットちゃんが好きで家族の一員として大切にしています。
愛犬を通じてたくさんの飼い主様との交流もさせていただいています。
無償の愛をくれる愛犬に恩返しがしたい思いや、
最期まできちんと素敵なお別れをしてあげたい思いを、
私たちや飼い主様の感謝をペットちゃんに
伝えるべくこの様なお仕事をさせていただいています。
フランキーくんとご家族様のお別れの際に奥様が何度も
「フランキーありがとうね。」と感謝を伝え、たくさん撫でられていたお姿に、
こっそり泣いてしまいました。深い愛情で素敵なお別れでした。
この度はご協力頂きましてありがとうございました。
大安寺どうぶつ霊園スタッフ一同ご冥福をお祈りいたします。