安置方法

体の状態を整える

体の大きさにもよりますが、亡くなってからだいたい2時間前後で死後硬直が始まります。硬直してしまうと、手足が伸びきってしまい、棺に収まらなくなる場合がございますので、いつも寝ている状態のように、手足を胸の方へやさしく折り曲げてあげてください。

また、口や目が空いている場合は優しく閉じてあげてください。

ご遺体を清める

まず最初にすることは、固く絞ったタオルで体を綺麗にしてあげましょう。体液が口やお尻から流れてくる場合がありますので、あらかじめペットシート等を敷いて、綺麗に拭き取ってあげてください。汚れたままだと、ご遺体の腐敗の進行を早めてしまいます。

ご遺体を冷やす

ご自宅にある保冷剤（できればドライアイス）で、お腹を重点的に冷やします。そのまま直接当てると水分によってご遺体の腐敗がすすんでしまうので、タオルなどでくるんでお腹に当てるようにしましょう。夏場は、エアコン等でなるべく部屋の温度を下げるようにしましょう。

お通夜、セレモニーを行う

ペット専用のお棺を使って、納棺してあげます。生前愛用していたものや、好きだった食べ物を口元に置いてあげましょう。保冷剤の場合、夏場だと1−2日、冬場だと３−４日安置することが可能です。綺麗な状態で最期をお見送りするために、なるべく早めにペット火葬会社にご連絡した方が良いでしょう。